質問:私は自分に合った靴に1回も出会ったことがありません。
ここ10年で少しずつ少しずつ体重が増え、結果10㎏太ってしまいました。
ひざ痛があり、最近は右の股関節に時々違和感があり不安があります。
いつもはパンプスを履いていますが、まったくヒールはないのにとても疲れます。
ウォーキングで健康になりたいと考えていますが、足からの健康を手っ取り早く実現するにはどのようにしたら良いですか?
(52歳、女性、Yさん、愛知県在住)
↓↓Yさんが普段履いている履きもの↓↓
「手っ取り早く」という言葉に引っかかり、この質問を取り上げました そのお気持ちよーーーーーーーく分かります。
こんにちは!
足・靴・歩行の専門家、森千秋です
よく「千秋さんはどんな靴が良い靴だと思いますか?」とたくさんの方に聞かれます
本当にこの質問、難しいんですよ💦
私が考える理想の靴は「足の延長」として機能できる靴です。
本来の足機能が発揮できない人が「どの靴も合わない靴難民」と化しています。
そこで私が提案する「足からの健康」で、もっとも手っ取り早い方法は・・・
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「生活の7割をひも靴生活にする!」
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これだけです。
これだけで相当な足機能が改善するはずですよっ
私はパンプスをほぼほぼ履きません。
履いても月に2~3回、しかも3時間以下です
(しかしヒールパンプスは大好きです若い頃好きすぎて足をこわしました)
でも、履き物といっても種類はいろいろです。
あなたは1日の中で、どんな靴を一番長く履いていますか?
私がおすすめする「ひも靴」のほかにも・・・
・ヒールパンプス
・サンダル
・スリッポン
・ローファー
・ブーツ
・ミュール
・スリッパ
・下駄
・草履
などなど、結構ありますね(^_^;
しかし足と靴をピタッとさせる調整具を具備している履物は少ないです。
私がひも靴をすすめる理由
足の延長として機能できる唯一の履物だから
歩行はカカトから着地し、足底全部を床面につけ、最後に足ゆびで蹴り出します。
そのスムーズな重心移動には、足と靴を一体化させる必要があります。
足部は体重を支え推進力を地面に伝える器官としてはたらきます
ですから靴の中で足が動いてしまうと、足部アーチは正しく保持されないので、その推進力は減少してしまうのです。
せっかくウォーキングをしても、ウォーキング効果が出にくい人はまずここを疑ってみて下さい
そして「ひも靴」が手っ取り早い理由
第二の心臓「ふくらはぎ」の筋ポンプ機能をONにするから
心臓から送り出される動脈血
末端までくると静脈で心臓にかえる静脈血とでは
静脈血の方がちょっと多いんです。筋ポンプは機能的には心臓に負けちゃいます。
だから多くしております。でもその血が効率よく戻らないと、浮腫みますし、単純に水分ですから冷えます。
何事も循環って大事ですよね、足もそう。健康は循環次第なんですよ。
でもね、足は体の土台なので、「大事」なんてものではないのです。超大事
足を覆う靴選びは、そんな簡単なつくりのもので良いのですか?
そんなことないですよねパンプスは生活の3割以内にとどめましょう。
質問冒頭にあった「まったくヒールがないのにすぐに疲れてしまいます」ということに・・・💦
『正しい靴の選び方「靴の条件」』6/20の中日新聞 『6/20中日新聞「この人」に掲載されました!!』当初は静岡県版のみの掲載予定でした… が何と 愛知県三重県岐阜県滋賀県静岡県長野県富…ameblo.jp
を参照してくだされば、より理解が進みますので是非読んでください↑↑↑↑↑↑
私が甲の高さ研究を始めたのは「甲部に靴ひもがあること」も理由のひとつです。
小さいころから正しい履き方で靴ひもをしっかりと毎回締めてさえいれば、足と靴のトラブルだらけになることはそうそうありません。
(あえて言い切る)
足の中央部にある「靴のひも」は足と甲の隙間を調整するだけでなく
背側(上側)からの足を拘束することで、底側(下側)から靴底と土踏まずの隙間を最小限にでき
上からと下からの拘束力が土踏まずを支えるからです。
インソールという方法もありますが、まずは靴の使い方で足部アーチ形状の改善が期待できるのです。
土踏まずはヒトに与えられた特別機能です。 この弓なりのアーチを出すことで、カカトは内外に転がらず、足ふびで踏み返せる体制が一気に整うため
足から促される「健康スイッチON」となるのです。
アーチ、カカト、足ゆび、この3つが正常範囲内の位置にあることこそが、足からの健康の最低条件だったのです。
Yさん♡参考になりましたか? 是非、お試し下さいね♪
今日はここまで
足と靴の健康を科学するインソールのお店
マイシューズストーリーの森千秋でした
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